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就寝前に曲を聴いて気分を和らげる

今夜は古い映画音楽

Blue Moon - Percy Faith ほか

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新緑の山歩き

久しぶりにS隊長より山歩きは如何と云うお誘いを頂いたので、竹林堂氏と三人で土曜日に陣馬高原の付近を回り歩いて来た、高尾の駅からバスで陣馬高原下まで行くのに大勢の人がバスを待っていて臨時便のバスも出ている、そのバスに乗ることおよそ三十分、陣馬高原下のバス停より陣馬街道を歩き始めて途中から登山道へと這入って、行けども行けども目にまぶしい新緑の風景が続いて気分はとても新鮮になる、幾度も気分が新たになって陣馬山の上からは見事な富士山の風景も眺められた、山頂の茶屋で蕎麦を食べて一と休みをした後に、再び新緑がまぶしい尾根道を行き景信山を経て小仏のバス停からバスに乗って高尾の駅へ戻った。

その後は竹林堂氏宅へお招きを頂いて大変な歓待を頂いた、この場を借りて厚くお礼を申し上げたい。竹林堂氏宅を辞して近所のこだわりの蕎麦店にてさらに少しばかり麦酒を飲み蕎麦をたぐってから帰ってきて、支度を解いて落ち着いてみると足腰が幾らか痛いのが辛いどころかとても心地が善くて、さらに毎日のように酷くて眩暈すらしていた肩こりがすっかり治っていた、その晩は湯浴びをしたらたちまちのうちに強烈な睡魔の襲来を受けて床へ就いたら、気絶するかのように熟睡してしまって、久しぶりに深く眠ることもできたので翌日はすっきりさっぱりと目が覚めた。
20140512.jpg20140510陣馬山頂

ライスカレー

近所の路端で野菜を売っていたので眺めてみたら玉ねぎの一個が十円で売られている、それはとても安いので二個を買うことにして代金の二十円を脇にくくりつけられていた箱へ投じた、さてこの玉ねぎをどうしようか、薄切りにして酢と若布とで酢の物にしようか或いは味噌汁の実にしようか、冷蔵庫を眺めてカレールウの半分が残っているのを見つけたので、ライスカレーをこしらえることにしよう、冷凍庫には肉片の残りもみつかった。

ライスカレーはルウの箱に書いてある通りに簡単にこしらえることができる、それは失敗もすることが無く玉ねぎだらけのライスカレーが出来ておいしく食べているうちに、十年ほど前に自動車で茨城県の筑波の方を訪ねたときの事を思い出した。

学園都市の手前まで行った処で昼になったので適当な道路端の食堂へ這入ることにしたけども、大手のチェーン店は避けることにして中華そばの店は混んでいたので避けて、昔ながらのドライブインの様相を呈する店へ這入った、食堂はカウンタだけで品書きは定食やら麺類やらいろいろあった中からカレーライスを食べることにした。

注文を受けてカウンタ内の若い調理人は冷蔵庫から僅かな肉片と玉ねぎの薄切りと人参の薄切りを取り出して、それらを冷たいフライパンへ投じて油も投じて火をつけて加熱、少しじゃあじゃあと音がした処でそれを流しへ持って行き水道の蛇口から水を入れて、再び火に掛けて加熱しつつ塩と胡椒を少し投じて業務用カレーと書かれた大きな缶からカレーの素となる粉のようなものを取り出して溶かして混ぜて出来上がり、大釜の蓋を開いて楕円形の皿へ飯を盛り、今までこしらえていたフライパンのカレーを掛け福神漬けを添えて、さてお待たせしました。どうぞごゆつくり。

紙ナフキンに包まれた大匙も添えられて、小さな椀にサアビスサラダです、と出された中身はきゃべつの千切りだけ、うどん粉でとろみをつけたものに薄く塩味がついて色は黄色く僅かな香辛料の芳香が漂う、それが飯に掛かっていて肉片がニ三枚に玉ねぎも五六枚、人参は小さい破片が幾つか。

せっかく注文した品であるしもったいないから黙々と食べきゃべつもぱりぱりと食べて代金の880円を支払い足早に店を辞したけども、そのライスカレーがうまかったかどうかは記憶にない、早く記憶から消し去りたいと思いたかったのを今でも鮮明に覚えていてるのは皮肉な話し。
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