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みかん

上州地方を訪問した帰りに先方の社長からみかんを頂いた、列車で食べてくださいと大きなものを二個。訪問先を辞してバス停まで傘を射して氷雨に濡れつつ、さらに大木の脇にあるバス停で笠を射し雨粒に打たれながらバスを待っていれば「となりのトトロ」のサツキを思い出す、やがてやってきたバスに乗って駅へと行き、池袋方面への海岸列車に乗り込んだ、四人掛けの箱席が空いていたので窓側へ座って頂いたみかんを窓辺へ並べた、窓は冷蔵庫の如くに冷たいけども座席が暖かくて尻とふくらはぎからほわりと温まってくる。

少しして落ち着いた処でみかんの皮を剥いて食べた、甘くて酸っぱくて香りも善くとてもおいしい、ヘタの部分からめりめりと剥けば筋が半分くらいはへたにくっついて剥ける、あとは房を三分割ぐらいにしてぱくぱくと食べてしまう、おいしいし腹の虫はぐうぐうと鳴くからもう一個も剥いてむしゃむしゃ食べてしまったら、車内のさらに自分の周囲はすっかりみかんのにおいで満たされた、通路の反対側では会社帰り風の人が二人で酒盛りをしていて、手に持っている焼酎の缶にはミカンのような絵が描いてあったので、そちらのにおいも混ざっているか知ら。

みかんを買って食べることは無いけども、頂いて食べる機会は多い、愛媛県の小粒なみかんは小さくても香りもミカンの味も濃縮されたように濃くておいしい、静岡県のミカンは大粒で水気が多いもようでこれはこれでおいしい。いつだったか「今一とつなんだけど」と大粒のミカンを頂いたことがある、剥いて食べてみれば果たしておいしくない、酸味は中途半端だし甘味も足らないし香りも弱くて水気も少なくぱさぱさしている、どうしたらこんなにおいしくないミカンが出来るのだろうと思ったら、野生と云うか放ったらかしのミカンの木になったものだそうで、道理でほとんどの房に種が這入っていた、残り十個をどうしてくれようか考えて半分に切り果汁を絞って焼酎と炭酸水で薄めて飲んでみたところ、矢張りうまくなかった。うまくないとは云え食べ物を粗末にすると罰が当たるし勿体無いので残りはぜんぶ絞って焼酎と混ぜて飲んでしまったけども、ビタミンの所為か酔い覚めは悪くは無かった。
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