スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

特急あかぎ

上州地方を訪問した帰り、時折に利用していた特急あかぎ12号は三月のダイヤ変更で廃止されてしまって、以後は特急を利用することがなくなっていた、そして今日も上州地方を訪問することになってしかし用事はいつもよりだいぶ早く仕舞いになったので六時頃の特急あかぎ10号を利用することができた。

特急あかぎ号は国鉄末期に製造された185系電車で運行されていて、特急車にしてはかなり安普請な作りで窓も開く仕様のため冬は隙間風がぴゅうぴゅうと吹き込んで夜の窓際はさむくて座っていられない、いつも一緒に利用していたシステム会社の社長氏とは「隙間風特急」なぞと呼んだりしていた、三月からはそれに代わって常磐線のお古とは云うものの本格的に特急仕様で作られている651系電車に代わった。

今日は初めて651系のあかぎを利用したけども、窓が開かないので隙間風はまったく入らないし、座席は申し分が無いほどに善く前後が少し広い、座席毎に読書灯も用意されていたり車室の端には電光掲示板により停車駅及び運行情報や今の時刻が表示される、電動機の音も格段に静かで揺れも少しばかり少なくなった。

遣って来たあかぎ12号の車室へ入ると3,4人しか乗っていなくて席は選り取り碧、真ん中ら辺よりやや前側の窓際に座ると列車はすぐに発車、新緑がきれいな田園風景の中をぐんぐんと速度を上げて走り始めた、どこまでも黄色い菜の花や紫のハナダイコンが咲いていたり、植えたばかりの畑の若い芽の風景が広がり、その向こうの遠くにあやしい大きな入道雲が見える。

651系電車は185系電車のように電動機が苦しそうな音を立てたりしない、軽々と速度を上げる様はいかにも特急車に相応しい、それもその筈で常磐線で運用されていたときには「スーパーひたち」として在来線特急では最高速度を誇ったこともあるほどの性能を有する、「あかぎ」程度の運用では余力を持て余しているのでは思う。

大きな窓から外の風景を眺めていても隙間風は入ってこない、幾つかの駅に止まったら次は大宮までしばらく止まらない、次第に遠くの方にあった入道雲が迫ってきて、その下の辺りは真っ暗になっているのでじっと見ていたら稲妻がぴかりと光った、綺麗な稲妻を久しぶりに見たような気がする、そのうちにゴルフボール大の雨粒が窓に打ち付けて風景が見えなくなった、傘を持って来なかったけどもどうしようか百円のを買わざるを得ない、なぞと考えたり快適な車内で列車の走行音に耳を立てているうちに睡魔が襲来をして眠りこんでしまって、気がついたら荒川の鉄橋を渡っているところ、川を過ぎたら急速に速度を落として赤羽の駅へ滑り込んだので慌てて支度をして降りたら雨はまったく降っていなかった。せっかくの快適な特急で半分程を眠り込んだので、もったいないような気がしないでもない。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。