スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

岩石頑固

何かがおかしいような気がしないでもない、それは何がおかしいのかは具体的には表し難いことではあるけども、違和感と云うか違う国へ来ているようなそんな感覚に似ているような気もしないでもない、昨夜は新宿の街を歩きながらそのような感覚に囚われてそれを拭うことがどうしてもできなかった。

スカパーのテレビを観ていたらアンソニー・ボーディン氏(作家、料理人)が東京を再訪した話しをやっていた、氏が曰く「世界中の何百もの町や国へ行き見て食べてたが東京だけは別格だ。初めて東京へ来たとき凄まじい精神的な破壊力に圧倒された衝撃は忘れられない。ものの見方や価値観が根底から変わってしまった。それは今でも来るたびにそのように思う」と言う、私が二十代三十代の頃に通り過ぎた渋谷と新宿の街は、当時はボーディン氏が言うような破壊的な凄まじさを持つ圧倒的なエネルギーが渦巻いていたように思う、しかし今の新宿や渋谷は論理的かつ完璧に構成されたオフィスビルのようなイメージがどうしても拭えない、破壊的な様であっても、然し一歩でも正道から外れれば社会そのものへの参加が拒まれ、再び加わることは永久に出来ないような、「完璧な道筋」が示されて人々はその上だけを歩いているに過ぎないような気がする。

なぜそのような気がするのかをあれこれと考えてみた結果、結論としては単純なもので私が歳を取っただけのこと、若かった頃に「最近の若者は」「若者は理解できぬ」「宇宙人の若者」と散々な云われ様をしたものだけども、いまこうして歳を経て若い人々を観ていると「なるほど、このように見えるものか」と、とても興味深いし、なるほど宇宙人と言われた理由がよく判るようになっなぞと思うと、いよいよ本格的な歳寄りになりつつある、どうせ歳を取るのであれば、昔あこがれた、強烈で岩石より硬い頑固爺いになってみようかとも思う。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。