スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

かけそば

蕎麦が好きで蕎麦であれば何んでも食べると云う様な事は幾度となく書いているけども、今日も蕎麦について書いてみようと思う。

うまい蕎麦の食べ方については人それぞれで好きなように食べるのが最もおいしい食べ方であると思う、立ち食いのそば屋であれば掛けを食べることにしている、かき揚げやきつねや玉子なぞあれこれと載せるのもおいしくて楽しいけども、最近は蕎麦につゆを掛けただけの単純な掛け蕎麦を食べることが多い。

街中のそば屋でもこだわりのそば屋でも初めて行く店は必ず二回を訪ねて盛りと掛けをそれぞれ食べてみることにしている、しっかりしている熱いつゆと蕎麦の風味が重なると、どうしてこんなにうまいのだろうかと思うほどにうまい、しっかりしている冷たい浸けつゆに盛り蕎麦の風味がとても引き立ち或いは重るとたいへんにおいしい、尤も蕎麦に狂っているからどれでもおいしく感じてしまうのではあるけども。

市役所の食堂で昼の遅い時刻に日替わりの定食を食べていると、若い母親が乳飲み子を背負い三四歳ほどの女の子を連れて遣って来て、子供に何が欲しいかを訊くと大きな声で「おそば!」と答えたので配膳台で掛け蕎麦を注文、蕎麦の丼と子供用の小器を盆へ乗せて卓席へ移動して座った、さらに子供用の高椅子も持って来て子供を座らせて、母親が熱い蕎麦を小さな器へ移してやると幼い子供は感心な事に箸をきっちり使って蕎麦を食べ始めて、つるりと一口を含むともぐもぐしながら母を見てにこにこ笑う、母が笑いながら「おいしい」と問えば「うん」と元気いっぱいに答える。その間に背負っていた乳飲み子を降ろして哺乳瓶を取り出し乳を飲ませ始めた、時折に子供の蕎麦を小器へ移さなければいけないし乳飲み子の背中を叩かねばならない。

一杯のかけそばと云う寓話があったけども、この場合は様子が丸で違っていて子供に蕎麦を食べさせて乳飲み子に乳を与えるので精一杯、きっと母親は腕が4本ほど欲しい処だと思う、子供と乳飲み子の食事が落ち着いた処で子供へヤクルトのような飲料を与えて自分はライスカレーを食べていたから、蕎麦を通じて子育てが如何に大変であるかの一旦を垣間見ることになった。

その日はその様子を眺めたので蕎麦を食べたくなったので、夕食には掛け蕎麦をこしらえて食べたけども、矢張り市販の濃縮のつゆと乾麺ではあまりおいしい掛け蕎麦にはならないし、手間が掛かるばかりだから掛け蕎麦や盛り蕎麦は出掛けた時の楽しみにするのが善さそう。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。